ひとつだけでは、多すぎる。

とあるゲイの備忘録。33歳。東京在住。

Sexual Health外来に行ってみた。

長いので3文でまとめ
国立国際医療研究センター SH外来に行って性病検査を受けたら検査項目は陰性だった。
検査は長い綿棒でお尻をツンツンされるのと採血で料金は2,820円で、HIV検査は採血後1時間半後に結果がわかる。
雰囲気も良く先生も看護師さんも事務的(笑)でかつ丁寧でとても良かったです。
 
私はゲイ。派手に遊びまわってるわけでは全くないけど、性交渉も時々する。今回の記事は、ゲイとバイセクシュアルを対象に性感染症の検査と治療を行う専門外来のSH(Sexual Health; 性の健康)外来に行って検査を受けてきた話になります。
 
 
TwitterのタイムラインでSH外来に関する情報が流れてきたので、国立国際医療研究センターに性病の検査に行ってきました。
これまで性病の検査は、一度だけ3年前くらい前に受けたことがあるだけでした。その時は、HIVクラミジアそれから梅毒の検査だったはずで、結果は陰性でした。初めての検査はとてもドキドキしました。そもそも、「陽性だったらどうなるんだろう」とか「会社とかにもバレたらどうしよう」とか、いろいろなことを考えてなかなか行けなかったです。陰性という診断結果を伝えられた瞬間、とてもホッとしたのを覚えています。
 
このSexual Health外来ですが、2017年1月に国立国際医療研究センター内に設置されたゲイ・バイセクシュアル男性を対象に性感染症の検査と治療を行う専門外来とのことで、症状が出てから病院に受診するという、これまでの性感染症外来と異なり、症状がなくても定期的な検査と必要な治療を受けて、自分自身のSexual Healthを維持しようとする人達を応援する新しい発想の外来とのことです。
危険な性交渉の後、何らかの症状や心配があって、ad hocに保健所や病院にかかるというのが一般的かもしれませんが、この外来は、『症状がなくても、定期的に』というのがポイントのようで、HIVのように初期の症状がほとんどなくかつ潜伏期間が長い性病に対して効果的な対処ができるのかなと思います。
 
また、現在は、最もHIVの感染リスクを高めると考えられる肛門の性感染症HIV感染の関連を明らかにするための研究が行われており、研究に協力できる人は現在保険適用でない肛門の性感染症の検査を無料(初診料2,820円、再診料730円はかかるようです)で受けることができます。肛門の性感染症は、最もHIVのリスクを高める考えられて入るようですが、無症状であることから見逃されている可能性があるそうなので、きちんと検査をすることで安心できると思います。私が事前に手に入れていた情報も基本的にこの研究に参加しませんかというような文脈だったような気がします。
 
以下、検査の備忘録というか体験談です。
 
1.かかった時間
病院到着から受診までの流れは、完璧にHP通りなので、下のURLをご参照ください。問診票の記入から診察、採血まではちょうど30分くらいです。初診料代を払うまでに要した時間も10分くらいですので、1時間あれば余裕で終わると思います。
ただし注意が一点、僕は朝のんびり行ったので10時30分くらいに病院に着いたのですが、午前中の病院はどこも混むので、SH外来に振られるまで30分くらいかかりました。ですので、病院にいた時間は、10時30分から11時40分の間でした。朝早めに行けば、もっと滞在時間は減らせる気がします。HIVのスクリーニングについてはその日のうちに(採血後、約1時間半で)結果を聞けるので、午後一で別の用事があった僕は精算後、午後3時にまたSH外来に結果を聞きに行きました。結果は後日メールでも受け取られるので、戻る必要はないのですがもし陽性だったときには自分一人じゃ受けとめきれないと思ったので、もう一度伺いました。そこでは、この研究のリーダーの水島先生が対応してくれました。
 
 
2.問診票に驚く
問診票には、過去の性病検査の受診経験や過去6ヶ月にどのくらいセックスをしたのかという質問がありました。どういうふうに相手と知り合ったのかを書くところもあったような気がします。アプリで知り合った人と書いたところ、看護師さんにアプリの名前も教えてくださいと言われました。それからウケとかハッテン場とかラッシュという単語も普通に会話で出てくるし、そういうのを他人と話す機会はほとんどというか全くないので、あけすけに聞かれるのがなんだか新鮮でした。でも、とても事務的にお尋ねになるので、気恥ずかしさをおこさせるような感じは全くありませんのでご安心を。
 
3.診察について
診察は研究についての説明を受けた後に、横になって臀部を半分くらい出して、15センチくらいある細い綿棒様のもので肛門をツンツンされるだけです。先生は、2センチくらい入れるとおっしゃっておりました。こちらが肛門の性感染症に関する検査で、HIVクラミジアそれから梅毒は採血で検査を行います。検査結果はメールで後日受け取ることが可能ですが、HIVについては即日結果が出るので、私は先生から直接聞きました。結果は陰性でした。
また、単に検査結果についての告知だけではなくて、性感染症についての傾向や現在の正しい知識についても教えてくれるのでありがたいです。
 
4.研究について
今回参加している研究はHIVの感染と肛門の性感染症との関連を明らかにするというのが目的で、研究のサンプル(標本)集めのために無料で本来は保険適用でない肛門の性感染症の検査をしてくれるというものです。私はアナルセックスもするのですが普通はタチをやるのでウケの人ほど肛門の性感染症のリスクは高くないと言えます。先生に、基本的にタチの私がこの研究に参加してもいいんですかと尋ねたところ大丈夫ですよとの答えでした。研究への参加は概ね3ヶ月に一度の受診を求められます。いつでもやめていいみたいですが、次回からはもっと短時間(綿棒のやつは自分でやるので実質採血の時間くらい?)で終わる様なので、自身のSexual Healthの維持のためにも通いたいと思います。今のところ50人以上が参加しているとのことです。
 
 
体験談としては以上のような感じでしたので、自身のSHに不安がある人、健康を維持したい人、常にめちゃくちゃセックスしたっ(笑)ていう状態の人は、外来に通うもよし研究に参加するも良しです。
 

 

#HPとかがちょっとだけミスリーディングな気がするのだけど、SH外来というものがまずあって、そこではゲイとバイセクシュアルの性的な健康を守りましょうというのが前提で、そのSH外来のひとつの研究として、肛門の性感染症の検査を行いますよということのはずで、肛門の性感染症HIVの感染の関係を研究するための外来と言うわけではないはずなので 、タチの人やオーラルはするけどアナルセックスはしない人たちがいっても良いはず、という考えでいいのかな?。

 
おしまい。