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ひとつだけでは、多すぎる。

とあるゲイの備忘録。33歳。東京在住。

さびしさの授業 伏見憲明 イースト・プレス

 「よりみちパン!セ」というシリーのうちの一冊であり、

帯には、「学校でも家でも教えてもらえなかったリアルな知恵満載」と書かれています。

よりみちパン!セ」シリーズは、テーマごとにさらに分類されていて、

例えば、【恋・性・生】青春の大いなるなやみ  とか、

【家族・暮らし】「正しさ」や「理想」を疑う  とか、

【総記】生きづらさを生きる などがあります。

 

今回読んだ「さびしさの授業 著 伏見憲明」は、【総記】生きづらさを生きる の一冊です。

 

全体のテーマは、

「自分と世界の繋がり方」かなと思います。


幾人かの登場人物の生き方から、
自分で思い通りにならない世界において、
自分の生きられる場所を見つけることが本書の目的だと思います。

 

思春期の頃には、自分はひとりぼっち、

誰にも自分はわかってもらえないという感覚が少なからずあると思います。
それが社会的にマイノリティとされている集団に属している人ならより一層です。

本書には、サバイバルという言葉が何度か出てきますが、

まさに未知の世界を生き抜いて行くためのいくつかのヒントが、

優しい口調で語られています。

 

自分が思春期の頃に、こんな考えを知っていたら、随分と楽に(とても深刻に悩んだ時期があったので)生きられたのかもしれません。

 

大人の今読んでも、想像力の大切さだったり、社会の動かし方だったり、学べることがとても多い内容でした。

 

お正月にいい本を読めました。 

さびしさの授業 (よりみちパン!セ)

さびしさの授業 (よりみちパン!セ)

 

おしまい。