さびしさの授業 伏見憲明 イースト・プレス
「よりみちパン!セ」というシリーのうちの一冊であり、
帯には、「学校でも家でも教えてもらえなかったリアルな知恵満載」と書かれています。
「よりみちパン!セ」シリーズは、テーマごとにさらに分類されていて、
例えば、【恋・性・生】青春の大いなるなやみ とか、
【家族・暮らし】「正しさ」や「理想」を疑う とか、
【総記】生きづらさを生きる などがあります。
今回読んだ「さびしさの授業 著 伏見憲明」は、【総記】生きづらさを生きる の一冊です。
全体のテーマは、
「自分と世界の繋がり方」かなと思います。
幾人かの登場人物の生き方から、
自分で思い通りにならない世界において、
自分の生きられる場所を見つけることが本書の目的だと思います。
思春期の頃には、自分はひとりぼっち、
誰にも自分はわかってもらえないという感覚が少なからずあると思います。
それが社会的にマイノリティとされている集団に属している人ならより一層です。
本書には、サバイバルという言葉が何度か出てきますが、
まさに未知の世界を生き抜いて行くためのいくつかのヒントが、
優しい口調で語られています。
自分が思春期の頃に、こんな考えを知っていたら、随分と楽に(とても深刻に悩んだ時期があったので)生きられたのかもしれません。
大人の今読んでも、想像力の大切さだったり、社会の動かし方だったり、学べることがとても多い内容でした。
お正月にいい本を読めました。
おしまい。
思考の整理学 外山滋比古 筑摩書房。
このブログのタイトルになっている
「ひとつだけでは、多すぎる」という言葉に出会った本書。
具体的な整理方法についての言及は少ないのですが、
内なる思考をどういうふうにアウトプットまで繋げるかについて、
すっきりまとめられています。
自分自身のアイデアの蕾を大切にする姿勢はもちろん大切ですが、
他者のそのような部分も大事にしなければならない、
ということ学べました。
著者の教育者的な、優しい一面が文章から見て取れます。
220ページ程度の文庫本で気軽に読めるので、
仕事や人生において、やらなければならないことや考えなければならないことがたくさんある人に読んでほしい一冊です。
おしまい。
2017の年明け。
あけましておめでとうございます。
2017年がはじまりました。
現在実家に帰省中ですが、とても晴れていていいお正月です。
朝からおせちをつまみつつのんびりとすごしています。
実家は九州ですが、帰省直前に休みが決まったので、
航空券と新幹線の指定席がとれず、新幹線の自由席で博多まで移動したのですが、
まず東京駅で極寒の中2時間くらい列に並びました。
座らなくてよい距離であれば、新幹線の自由席にはすんなり乗れるのですが、
博多までは片道5時間半なので、ずっと立ちっぱなしはさすがに堪えるわけで、
初期投資としての2時間を耐えました。
また、東京駅の売店や食事をするところも長蛇の列でしたので、
外のコンビニでご飯や飲み物を調達しておくべきでした。
博多についたのは20時ころだったのですが、そこから実家に帰るまでの交通機関も、
予約でいっぱいで結局は博多に一泊となりました。
ドアトゥドアで、22時間くらいかかりました。
時間だけ聞くと、日本国内旅行だとは到底思えませんが、
1.何事も事前の計画が重要ということと、
2.計画していなくてもその場で考えれば人生は充実すること(本を読んだり、ラーメンを食べたりできた)、
を学びました(笑)。
2017年も仕事、恋愛、筋トレに精力的に取り組んでいきたいと思います。
おしまい。
今年最後のデート。
今年最後のデートは、梅丘寿司の美登利 赤坂総本店 に行きました。
http://www.sushinomidori.co.jp/akasaka.html
結構並んでいたけど、あだち充の漫画 H2 にあるように、
「待ってる時間もデートのうち」、ということで、
お寿司のまえなのに、コーヒー飲みながら、楽しいひと時を過ごしました。
お寿司屋さんは、炙りものが美味しかったです。
1年間あっという間。自分の仕事納めは明日だけど、
今年は仕事もプライベートもなかなか充実していました。
来年は、運勢的に攻める年らしいので、いろいろなことに挑戦します。
とりあえず、「一年の計は元旦にあり」ということで、
一月一日までに、やりたいことをピックアップするかなぁ。
おしまい。